WORK[事例・実績]

友愛医療センター 外観

12浦添総合病院

浦添総合病院さまは、1981年4月の開院以来、浦添市伊祖において、24時間の救急医療をはじめとした高度医療を担い、災害拠点病院、地域医療支援病院としての機能も併せもった中核的医療機関として地域医療を支えてこられました。
築30年を超え、施設の老朽化と狭隘化等から同市前田に新築移転することとなり、それに合わせてREOのエネルギーサービスが採用されました。

エネルギーサービスシステムの特徴

浦添総合病院さまに提供しているエネルギーサービスは、REOが1次エネルギーの調達、設備の保有※1、「電気・冷熱・温熱・給湯・蒸気※2」の2次エネルギーの供給、運用管理等を行うサービスとなっております。本エネルギーサービスの特徴は以下の通りになります。

  • 高圧2回線受電(予備線)による、電力の安定調達を確保
  • ピーク電力の6割を確保する非常用発電機と、72時間運転を可能とする重油タンクを設置し、災害時でも医療サービス継続を可能とする万全のMCP(医療継続計画)対策を実施
  • ガスコージェネレーションを活用し、平常時の省エネ・省コストを実現するとともに、災害時には非常用発電機とともにMCP対応向上に寄与
  • 高効率な電気式熱源機器に加えて、地中熱HPを活用することでさらに効率UP
  • 熱源設備を含む建物全体としてZEB認証を受けている(ZEB補助金活用)

※1電気設備や熱源設備などエネルギーに係る設備

※2冷熱・温熱:冷暖房に利用
給湯:入浴等に利用
蒸気:医療器具の滅菌や消毒等に利用

設備概要

機械設備
設備 能力 台数
インバータターボ冷凍機 350RT 2台
空冷式ヒートポンプ 冷:180.0kW
温:200.0kW
8台
地中熱ヒートポンプチラー
(冷温切替式) 
冷:  77.0kW
温:104.2kW
1台
地中熱ヒートポンプチラー 冷:  77.0kW
温:102.6kW
1台
コージェネレーション 450kW 1台
ガス焚貫流ボイラ 1.0t/h 2台
電気設備
設備  
受変電設備(2回線受電/予備線) 1式
直流電源装置、無停電電源装置等 1式
水熱源スクリューチラー

インバータターボ冷凍機

ガス焚冷温水発生機

空冷式ヒートポンプ

貫流ボイラ

ガス焚貫流ボイラ

特別高圧電気設備

高圧電気設備

高圧電気設備

コージェネレーション(常用発電機)